「野菜の雑学」なぜ大根役者!?
- SFW
- 2020年7月12日
- 読了時間: 3分

今回は野菜の雑学について集めました。
どこの家庭にもあるようなメジャーな野菜を集めました。
野菜に関心をもつことで食べるときに思い出していただけたら嬉しいです。
1.キャベツ

よくトンカツ屋に行くとキャベツの千切りがついてきます。
しかもお替りは無料のお店が多いです。
この組み合わせは東京の銀座にある洋食屋が生み出したようです。
当時、カツレツが主流でしたが、油で揚げるという調理法を考えた際に、付け合わせとして手軽に使えるものはないかという悩みの末できたのがキャベツの千切りです。
キャベツは胃の粘膜を守ってくれるために揚げ物との相性がいいので偶然の残物ですね。
2.ニンジン
1月12日が語呂合わせで「いいニンジンの日」とされています。
よく表面を皮と思いピーラーで剥きますが、あれは皮ではありません。
ニンジンの皮はもっと薄い膜上のもので出荷の時の洗浄で洗い流されています。
そのためあの固い部分も実なのです。
ビタミンAを多く含んでいるニンジンはガンを抑えたり、動脈硬化の防止に効きます。
そのためお酒をよく飲む人やタバコをよく吸う人に効果的です。
最も抑える効果があるだけなので、お酒もタバコもほどほどにしておきましょう
3.ジャガイモ

ナス科にあたる野菜です。
ナスと一緒の野菜とは想像できないですね。
因みに他のナス科にあたる野菜はトマトやパプリカ、トウガラシがあります。
よくジャガイモの芽がでてきたら食べずに切り取ると教えられた人は、この芽に毒があることをご存じだと思います。
「ソラニン」や「チャコニン」と呼ばれる毒素で少量でも口にすると危険なものです。
また芽だけではなく、ジャガイモの緑色に変色して部分にも含まれています。
そのため、スーパーマーケットで購入する時はしっかりと確認しましょう。
そんなジャガイモですが、ビタミンCが豊富に含まれていて、なんとミカンと同じくらい含まれています。
しかもデンプンでビタミンCが守られているために火を通しても、ビタミンCが壊れにくくなっています。
4.タマネギ
タマネギは生で食べると辛いのに、炒めて火を通すと甘くなってきます。
これは元々タマネギにある糖分がイチゴ並みにあるからです。
これが熱を加えることで凝縮されて甘さが引き立つようになるからです。
弱火でじっくりと炒めたあめ色のタマネギは非常に甘いですね。
またタマネギは球根からできています。
球根は「生きていたら実がなるかもね」と言われるところから生物として考える場合があります。そのためベジタリアンの中にはタマネギを食べない人たちがいます。
ベジタリアンは野菜を食べない人たちではなく、殺さない人たちと考えられます。
5.ダイコン

ダイコンは半分より下の根の生えている部分が「根」に当たる部分で、実はそれより上のツルツルした部分は「根」ではありません。
最も食べるときにはあまり関係ないですね。
「大根役者」という言葉があり、売れない役者をそう呼んでいますが、これは大根に含まれるジアスターゼという成分が食あたりを防いでくれます。
このことから「大根」→「あたらない」→「ヒットしない」という意味合いで使われています。
6.キュウリ
野菜の中で一番カロリーが低いとされています。
トマトとの組み合わせが悪いとされています。サラダやサンドイッチでよく一緒になっているのを見かけますね。
これはトマトに含まれているビタミンCをキュウリに含まれているアスコルビナーゼが阻害してしまうからです。
決して毒素が生成されるとかではないので安心してください。
最も栄養素が気になるようでしたら、キュウリを炒めるか、レモン汁などの酸をかけることで回避ができます。
いかがでしょうか。
「今まで思っていたことが違う!」というトリビアがあったかと思います。
これを機に他の野菜にも興味を持っていただけたらと思います。
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