パンの種類ご存知でしょうか
- SFW
- 2020年10月12日
- 読了時間: 3分

今回はパンの種類について紹介します。
朝ごはんは米ではなく、パンを食べる方は多いのではないでしょうか。
そんな日本人にも馴染みがあるパンの雑学を集めてみましたので、ぜひご覧になってください。
食パン

トーストやサンドイッチと色々な食べ方が出来る代表的なパンですよね。
ほかのパンと違って、名前の由来がわかりにくく、諸説がありますが、有力節は「主食になるパン」ということからきているそうです。
因みにトーストにしてマーガリンを塗って食べることも多いと思いますが、なんとアメリカでは2018年からマーガリンが禁止されています。トランス脂肪酸と呼ばれるあまり摂取することが好ましくないものが多く含まれているため、2018年から禁止になっています。日本ではマーガリンの使用ができますが、塗りすぎには注意ですね。
コッペパン

コッペパンは日本独自のパンです。
多くの手間暇が省けるということから、学校給食にも主食として出されますよね。
コンビニでは焼きそばやコロッケ、ウインナーを挟んでお総菜パンとして売られています。
名前の由来は諸説があって、ドイツ語の「山形」を意味する「コッペ」からきているとか、フランス語の「切られた」を意味する「クッペ」からきているとか様々です。でも語源は海外でも日本製なので、他の意味合いもありそうですね。
クロワッサン

フランス語で三日月の意味がある甘みのあるパンです。
本場のフランスに行くと、バターを使ったクロワッサンはひし形になっていて、マーガリンを使用したクロワッサンは三日月型をしているそうです。ここまでで発祥はフランスのような感じがしますが、実は違うようです。そもそもクロワッサンはパンと洋菓子の中間「ヴィエノワズリー」と呼ばれていて、ウィーン風パンという意味です。ウィーンはオーストリアの地なので、発祥はオーストリアになります。

デニッシュ
ヨーロッパのスカンジナビア諸国が発祥のパンです。正式名称は「デニッシュペストリー」。
「デニッシュ」はデンマークという意味があり、デンマークでは誕生日ケーキの代わりにデニッシュを食べられます。そのデンマークではデニッシュのことを「ヴィエナブロート」と呼んでいて、「ウィーンのパン」という意味です。デニッシュの原型がオーストリアのウィーンで作られたのが、デンマークに伝わって広まったためだそうです。
フォカッチャ
イタリア料理の平たいパンです。古代ローマ時代から作られているそうで、ピザの原型になったパンです。イタリア語で「火で焼いたもの」という意味だそうです。
ヨーロッパでは普段料理をすることがない父親が作るそうです。日本で言う粉ものの感覚でしょうか。フォカッチャは焼き上げた後に具材を載せるに対して、ピザは具材を載せてから焼き上げる違いがあるそうです。つまり土台となるパンは同じというわけで、料理する工程の違いで名前が変わっているように感じますね。
バゲット

フランスパンの代表でかなり長いパンです。
その形状からパゲットと呼ばれていて、フランス語で「杖」の意味があります。よく西洋料理のお店のスープなどの付け合わせで出されますよね。フランスでのサンドイッチはバゲットがよく使われています。そんなバゲットですが、なんと現地のフランスでは「バゲット自販機」と呼ばれるものがパリ市内にあるそうです。日持ちするのでしょうか。
いかがでしょうか。
パンの種類について紹介しました。
1842年4月12日に「兵糧パン」と呼ばれるパンを製造スタートしたことを記念に4月12日は「パンの日」になっています。
ご紹介したパンは基本的なもので、あんぱんや菓子パンはまたどこかの機会で紹介できたらと思います。
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