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各地で人気の駅弁

  • 執筆者の写真: SFW
    SFW
  • 2020年8月16日
  • 読了時間: 3分

あさりめし


元々は駅や電車の中で買って食べる旅客用にお弁当でしたが、今では百貨店などにも並んでいますし、インターネットを通じても買うことが出来ますよね。


昔は電車の窓から売り子を呼んで、駅弁を購入するのが主流でした。


そんな地方のグルメがたくさん詰まった駅弁について紹介していきます。



1.栃木県:おにぎり


諸説がありますが、宇都宮駅で売られていた日本で一番初めに販売された駅弁とされています。

おにぎり2個と沢庵を竹の皮で包んだものです。時代劇やドラマで見たことがあるシンプルな内容ですね。



2.兵庫県:幕の内弁当


こちらは折り詰めに入った弁当の中では一番古いとされている姫路駅で売られている元祖幕の内弁当です。

まねき食品株式会社という明治に21年に販売を始めました。

2重の折り詰め弁当で下段には白米を上段には13種類もののおかずが入っています。

なかなかボリュームがある弁当ですね。



3.北海道:かにめし、いかめし


かにめし

かにめし本舗かなやが昭和25年に考え出したのが始まりの「かにめし」は、茹でたカニをご飯に混ぜ込むか、上に散らした弁当です。

もともと昔は毛ガニが使用されていましたが、現在はズワイガニが使われています。どちらにしても贅沢な弁当ですよね。

また、「いかめし」は「かにめし」と並ぶ北海道を代表する駅弁です。

北海道の郷土料理でもあり、イカの中に米を入れて炊いた料理です。



4.東京都:チキン弁当


1964年に日本レストランエンタプライズが販売を始めたケチャップライスに唐揚げが盛られた駅弁です。

昔ながらの味ですね。一度鳥インフルエンザで販売が中止になっていますが、今でも販売されています。



5.静岡県:鯛めし


たいめし

愛知県の宇和島での郷土料理として知られている鯛めしですが、各地で販売されています。

焼いた鯛の身をほぐしてご飯に混ぜ込んだタイプと鯛の刺身を置いてタレと薬味を載せるタイプとがあります。

もっとも刺身タイプの鯛めしは弁当では出せないですよね。

静岡県の鯛めしは茶飯の上におぼろをちらした駅弁です。


6. 奈良:柿の葉寿司


奈良名物の鯖や鮭の押し寿司を柿の葉で包んだものです。

駅弁に分類されているのには少しびっくりしました。

昆布を巻いてから、柿の葉を巻く地域もあります。

殺菌作用のある柿の葉に包むことで保存に適しているとされています。



7.広島県:あなご飯


「あなご」をタレで焼いたものを盛り付けた弁当で、広島県以外にも岡山県、山口県、香川県の駅でも売られている駅弁です。

瀬戸内海での料理が発祥とされていますので、瀬戸内海に面する県ではよく食べられています。



8.山口健:かしわめし弁当


鶏の出汁の炊き込みご飯が盛られた駅弁です。

上には甘辛にした鶏肉と錦糸卵や海苔が載せてあります。

鶏肉も鶏そぼろになっているところがあります。三色弁当みたいですね。

郷土料理から駅弁になっているために販売している業者が多くあり、バリエーションがあります。

コンビニでも似たようなものが売られていますよね。



9.熊本県;あさりめし


30年ほど前に「あさり」の不漁のために販売が中止になった駅弁です。

2004年に復刻販売されています。茶飯の上に「あさり」をのせた駅弁です。

当初の駅弁は貝の形をしたケースに盛られています。



いかがでしょうか。一度は聞いたことがある、食べたことがあるという駅弁があったのではないでしょうか。


現在では昔と違って形を変えている駅弁もたくさんあります。


コンビニで売られている弁当もありますし、どれが駅弁かと聞かれると分かりにくいですね。


協議の意味では社団法人日本鉄道構内営業中央会に加盟している業者が作ったもののみを駅弁としているそうです。


各地域のPRを考えていますので、何かしらの地域の特徴が盛り込まれています。今後のテイクアウトのメニューにひとついかがでしょうか。

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